2014年に開湯100年目を迎える新発田市の月岡温泉をPRするため、同市は全国の銭湯などで使われている風呂桶(おけ)「ケロリン桶」の底の文字を「ツキオカ」に変えた特製桶を作った。250個を製作し、イベントなどで配布している。
ケロリン桶は、内外薬品(本社・富山市)が頭痛薬「ケロリン」を広告するため、底に商品名などを書いた風呂桶で、全国の銭湯などで使われている。丈夫で「永久桶」とも呼ばれているという。
同市観光振興課によると、開湯100年祭に向け「注目を集めるような面白いグッズを」と考案。ケロリン桶を作っているメーカーに発注し、「開湯百周年」「月の丘のもっと美人になれる温泉」などの文字も入れた。
現在はPRイベントなどで配布するだけだが、同温泉にある共同浴場での使用なども検討しているという。
同課は「月岡温泉は硫黄成分の含有量が多く、風呂桶が傷みやすく、丈夫なケロリン桶は適している。この桶を持って、湯巡りしてほしい」と話している。
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