師走の夜を光のワンダーランドに変える国営越後丘陵公園(新潟県長岡市宮本東方町)のウインターイルミネーションが今年も始まった。野外の寒さを逃れ、屋内展示を軸に25日までの土日祝日とクリスマスを中心にした期間限定イベント。新たに高さ6メートルのシャンパングラスツリーもお目見えし、訪れたカップルらの人気を集めている。
イルミネーションは省エネに配慮したLED電球で、昨年の11万球から35万球にスケールアップ。花と緑の館に設置されたシャンパングラスツリーは水の入った7000個のシャンパングラスが積み上げられ、幻想的にライトアップされている。壁を覆った鏡に無限の光が反射する鏡のイルミネーション、宝石箱に入ったような光ハートの部屋も楽しめる。
暖の館には光のおもちゃ箱が出現。高さ4・5メートルの光のクリスマスツリーやトナカイなどがメルヘンの世界に誘う。
また、長岡市などの協力で提供されたペットボトル約5000本を再利用し、高さ7・5メートルの巨大ツリーから1・6メートルのミニツリーまで多くのペットボトルツリーが登場。音楽に合わせて色が変わる演出も行われている。
イルミネーションは午後4時から午後9時まで。同公園は冬期間中の来年3月末まで入園料、駐車料とも無料。問い合わせは、管理センター(電)0258・47・8001。
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