来月行われる衆議院選挙を前に、新潟県選挙管理委員会は、県庁に「選挙事務室」を設置し、選挙を進めるための本格的な作業が始まりました。
選挙事務室は県庁6階の会議室に設けられ、県選挙管理委員会の川上克也書記長が部屋の入り口に看板を掲げました。選挙事務室には他の部署からの応援も含め14人の職員が常駐し、各市町村の選挙管理委員会との連絡にあたったり、候補者が選挙運動に使う、選挙事務所の標札や、街頭演説用の腕章など、いわゆる選挙の七つ道具の準備を進めたりします。
さらに、前回の衆議院選挙の投票率73・41%を上回るよう有権者に投票を呼びかけることにしています。県選挙管理委員会によりますと、解散が表明されてから投票日までの準備期間は1か月と短い一方、複数の政党が選挙に臨むため複雑な確認作業が多くなっているということです。県選挙管理委員会の川上書記長は「間違いの無いように作業を進めるとともに有権者の方に必ず1票を投じてもらうよう呼びかけていきたい」と話していました。衆議院選挙は12月4日に公示され16日に投票が行われます。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1033598371.html