厚生労働省は29日、9月から導入したポリオ(急性灰白髄炎)不活化ワクチンの予防接種後の死亡例として報告があった1件について「現段階で接種と因果関係は認められない」と結論付けた。
報告されたのは6カ月以上1歳未満の女児のケース。9月1日に接種し、変化なく過ごしていたが、同19日、入浴中に鼻血を出してぐったりし、翌日死亡した。
同省の検討会では、専門家の意見を基に、接種から容体急変までの期間が長いことなどから、因果関係は否定されると判断した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121029-00000131-jij-pol