風邪やインフルエンザが流行しやすい季節。自分でできる予防法としては、マスク、うがい、そして、こまめに手洗いをするのが効果的です。
外から帰ってきたとき、手には病気の原因となるさまざまなウイルスが付いています。手を洗わずに飲食すると、ウイルスが体内に入り、おなかが痛くなったり、風邪をひいてしまったりすることがあります。ですから、手を清潔に保つことが大切です。
花王が各地の学校を調べたところ、小学校でのせっけん使用率は86%と高いのですが、中学、高校と年齢が上がるにつれて、低くなることが分かりました。幼い頃からの良い習慣を続けたいですね。
では、上手な手洗いの方法をご紹介します。まず、せっけんやハンドソープを使う場合は、最初によく泡立てましょう。よく泡立てると、より効率よく汚れを包み込んで落とすことができます。
そして、次の6カ所を意識して、それぞれに適した洗い方をしていきます。
(1)「手のひら」=両手を広げてよくこすり合わせます(2)「手の甲」=しっかり両手をくっつけて洗います(3)「指の間」=付け根の溝にたまった汚れも落とすように(4)「指先」=爪の周りやしわの部分も反対の手のひらにこすりつけます(5)「親指」=付け根から指先まで全体をこする(6)「手首」=片方の手で包み込むように洗います。学校での調査で、特に親指や手首などは、洗い残しが多く見られました。
泡立てが苦手なお子さんには、泡タイプのハンドソープがお薦め。花王の公式サイトでは、楽しい手洗いの歌もご紹介しています。親子そろって楽しく丁寧な手洗いを身に付けたいものですね。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121025/bdy12102508150002-n1.htm