妙高市で毒性のあるきのこの「ツキヨタケ」を食べたと見られる男女6人が食中毒の症状を訴え、病院で手当てを受けました。
新潟県は種類がよくわからない
きのこを食べないよう呼びかけています。
新潟県によりますと、16日東京から妙高市の笹ヶ峰を訪れていた40代から60代の男女6人が山の林の中で採ったきのこを調理して食べたところ、おう吐などの食中毒の症状を訴えて病院で手当てを受け、このうち3人が入院しました。
症状はいずれも軽く、命に別状はないということです。
上越保健所が調べたところ、6人が食べて食中毒を引き起こしたのは、毒性のあるきのこの一種「ツキヨタケ」と見られるということです。
ツキヨタケは、直径10センチから25センチほどの紫色で、食用の「ムキタケ」や「ヒラタケ」と間違えられることが多いきのこです。
県によりますと、この秋、県内では初めての毒性のあるきのこによる食中毒で、毎年、今の季節になると同様の被害が相次ぐため、県は、種類がわからないきのこをむやみに採ったり食べたりしないよう呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035799111.html