原発事故を受けて、福島県が行っている子どもの甲状腺の検査で、新潟県などに避難している子どもについても10月から検査が始まることになりました。
原発事故で放出された放射性ヨウ素は、子どもの甲状腺にたまると、がんを引き起こすおそれがあることから福島県は18歳以下の子どもを対象に検査を行っています。これまでは、福島県内の病院で検査が行われてきましたが、10月からは新潟や山形などに避難している子どもについても検査が始まることになりました。検査を実施している福島県立医科大学によりますと、新潟県内には対象となる子どもがおよそ1000人いて、新潟市、長岡市、それに柏崎市の3か所で検査を行う予定だということです。福島県立医科大学は、詳しい場所が決まり次第、対象者に郵送で連絡することにしていて、「できるだけ早く検査を始めたい」としています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1035525591.html