大津市の中2自殺問題を受け、文部科学省が全国の小中高校を対象に行ったいじめ緊急調査で、4月から調査を締め切った9月までのいじめ認知件数が約7万5000件だったことが1日、分かった。今月中にも集計をまとめ、公表する方針。
同日退任した平野博文前文科相が、中間結果として明かした。11年度の問題行動調査では、いじめ件数は7万231件で、今年度前半だけで昨年度1年分の認知件数を上回った。
このうち、子どもの生命や身体を脅かす恐れのある深刻な重大事案は約250件あるといい、詳しい状況の把握に努めるとともに、各教育委員会と対応策を協議する。
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