介護・仕事・家事が忙しく、平日に病院に行けない女性が、休日の日曜日に「乳がん検診」を受けられるようするNPO法人J.POSHによる啓発活動「日曜日に乳がん検診を受けましょう!」のイベントに参加する医療機関数が増加している。今年は、10月21日の日曜日に開催予定で、約1か月前(19日時点)までに、全国334施設に達した。
このイベントは、同NPO法人と全国の医療機関が協力して、毎年10月第3日曜日に、がん検診マンモグラフィー検査を受診できる環境づくりをする取り組みで、2009年にスタートした。当初、医療機関は200程度だったが、昨年300台に乗せ、今年も順調に拡大している。
同NPO法人で昨年、受診者にアンケートを実施したところ、「日曜日だと有給休暇を使わずに検診できる」「仕事をしているので、日曜日に受診出来る機会があると助かる」「子宮がんの検査と併せて検診してもらいたい」などの声が寄せられていた。
国は、がん検診受診率を50%以上にすることを目標に掲げているが、乳がん検診は24.3%(10年国民生活基礎調査)にとどまっている。
http://news.goo.ne.jp/article/cabrain/life/medical/cabrain-38144.html