文部科学省は20日、全国の公立小学校約2万校が実施した通学路の緊急点検の結果を公表した。横断歩道や信号がないなど、対策が必要と判断された場所が約6万カ所あった。11月末までに具体的な対策を練り、報告するよう求める。
京都府亀岡市で4月に登校中の児童ら10人が死傷するなど、登下校中の交通事故が相次いだのを受け、文科省は国土交通省、警察庁と対策を協議。緊急点検はその一環で、各小学校が道路管理者や警察と連携して実施するよう求めていた。
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2012092007550.html