いじめを受けるなどして不登校となった子どもたちが31日、文部科学省を訪れ、平野博文文科相に「学校に行くことがつらかったら休んでもいい、命を守ることが大事だと全国に発信してほしい」と求めた。
要請したのは東京都内のフリースクールの生徒ら6人。「学校に行かなければ人生が終わり」と大人に責められ、自殺を考えたことがあるという女性(19)は「学校以外にも居場所はある。心が落ち着かず安心できなければ、学校は無理して行く所ではないと伝えてほしい」と訴えた。
平野文科相はメモを取りながら耳を傾け、「大変貴重な話を聞かせてもらった。不登校になっても生きる道はあるので、生き抜いてほしい」と話した。
[時事通信社]
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/life/education/jiji-120831X855.html