手足や口の中などに発疹ができる「手足口病」の患者が急激に増えていることから新潟県は警報を出して特に幼いこどもがいる家庭では手洗いなどの対策を徹底するよう呼びかけています。
「手足口病」は、特に幼い子どもがかかるウイルス性の感染症で、手のひらや足の裏、それに口の中などに発疹ができ、まれに髄膜炎や脳炎を起こし重症化することがあります。
新潟県によりますと今月5日までの1週間に県内60の医療機関から報告された患者の数は725人で1つの医療機関あたりでは12点08人と国の警報基準の5人を大幅に上回っています。
患者を年齢別に見ますと▼1~4歳が539人▼5~9歳が150人▼0歳が25人▼10歳以上が11人でした。
手足口病は先月から患者が急激に増えていて柏崎市や三条市、それに上越市などで流行が広がっています。
今後もさらに流行が続くおそれがあるとして県は警報を出して特に幼い子どものいる家庭では手洗いを徹底するなど感染の予防対策を呼びかけています。
http://www3.nhk.or.jp/niigata/lnews/1034155391.html