県内で18日夜から19日未明にかけて火災が相次いだ。
18日午後10時55分ごろ、柏崎市上田尻、無職、三五(さんご)久さん(66)方から出火。木造一部2階建て住宅延べ約86平方メートルを全焼し、焼け跡から1人の遺体が発見された。柏崎署によると、三五さんは1人暮らしで行方が分かっておらず、身元の特定を急いでいる。
また19日午前1時50分ごろ、新発田市人橋で作業場から出火。木造平屋建て作業場約59平方メートルが全焼した。さらに同2時20分ごろ、燕市小高の会社駐車場では乗用車が燃えた。
各消防本部によると、19日現在、4月の火災発生件数は52件で、3月の49件を既に超えた。この時期に火災が増える要因としては、春先に天候が回復して空気が乾燥したり、雪解けに伴い農作業のための枯れ草焼きなどをして林野火災が発生しやすくなったりすることが挙げられるという。県消防課では火の始末など注意するよう呼びかけている。
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