◇22日「SHIONOKO」発売
南魚沼市の清酒メーカー「八海醸造」が、県内の福祉施設の障害者らが瓶のラベルをデザインした米焼酎「SHIONOKO」を22日から発売する。ブリの子をさす「しおのこ」と読む。出世魚のブリにちなみ、障害者の皆さんが成長して、社会参加できるようにという願いを名に込めた。
障害者の社会参加を支援しようと、県内の酒販店4店と新潟市の酒卸売会社「新潟酒販」が企画し、取り組みに賛同した八海醸造が商品化した。ラベルのデザインは県内の福祉施設から募集し、約150作品の応募があった。花や魚など色鮮やかな8点の作品が選ばれた。ラベルの貼り付け作業や、商品のポスター製作も福祉作業所に委託している。
1本(500ミリリットル)1100円(税別)で、このうち100円が福祉施設などに寄付される。販売店は、十日町市の芳屋商店、新潟市の千屋酒店、長岡市の北沢酒店、三条市のヤマニ。新潟酒販の中原雄二さんは「酒で福祉に貢献するモデルとして他県に広まってくれれば」と話す。問い合わせは新潟酒販(025・260・3055)。
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