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「コミュニティサイトに起因する児童被害の事犯」に関する調査結果

ご無沙汰しています、新参者です。

 

一昨日9日、警察庁は掲題の調査結果を発表しました。

この調査は、全国の警察が今年上半期(1〜6月)に摘発した非出会い系サイト(コミュニティサイト)をめぐる726事件(被疑者557人、被害児童546人)を分析、回答があったケースを集計したものです。

「コミュニティサイト」とは、趣味や興味などの同じ人同士が集まるインターネット上のウェブサイトのことで、ブログやプロフSNS(ソーシャル・ネットワーキングサイト)などがこれにあたります。例)mixi(ミクシィ) 、GREE、アメーバ、mobageなど、、、
調査結果を見ていくと、被害に遭うきっかけとなったサイトを利用した理由については、「無料だから」という回答が40.5%ともっとも多く、次いで「友だちのすすめ」(24.8%)、「援助交際できるから」(11.0%)、「ゲームができるから」(10.2%)と続く。またサイトの利用期間については、「1カ月〜半年」が41.1%ともっとも多く、次いで「半年〜1年」(21.3%)、「1〜2年」(16.8%)となっている。

この結果からは、タダだし、い楽しそうと安易に利用を開始、利用が浅い期間に被害にあっていることが伺えます。

近年「出会い系サイト」に起因する児童被害は減少する一方、「コミュニティサイト」による事犯は増加傾向にありました。今年上半期の統計では、平成20年の統計開始以来、初めて減少に転じましたが、被害児童の保護者による指導状況については「サイト利用を親に話していないので、注意を受けたことはない」「注意を受けたことはない、放任」など、注意がなかったという回答が58.6%、被害児童のフィルタリングの加入状況は、「無し」が93.9%という結果が出ています。

フィルタリングに入ったからトラブルに巻き込まれないとは言切れませんが、お子様がネットや携帯電話を利用する際には「年齢に合ったフィルタリングに加入する、そして親がこどもの携帯利用に感心を持つ」この2つを心がけていただきたいと思います。

参考)

■警察庁広報資料「コミュニティサイトに起因する児童被害の事犯に係る調査結果について (平成23年上半期)」http://www.npa.go.jp/cyber/statics/h23/H23deai-bunseki.pdf

閲覧ありがとうございました。

 

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コメント(2)

  1. これからの時代、子どもの安全を考えるなら、しつけの中でメディアリテラシーを養っていくことが必要だと思います。
    ケータイの携帯は当たり前から始めるのではなく、子どもにケータイを買い与える際、親は一度立ち止まりその意味や必要性を子どもと一緒に再考する必要があると考えます。
    ケータイって便利だけど、それによって気づかぬうちに失うものもあるような…。
    私って古い人間かな?

    返信

    すなさら

    • すなさらさま、ブログに対するコメントありがとうございました。

      こどものメディアリテラシーという点についてのご参考です。

      ■子どもたちのインターネット利用について考える研究会
      http://www.child-safenet.jp/
      ■「インターネットを利用する方のためのルール&マナー集 こどもばん」
      http://www.iajapan.org/rule/rule4child/v2/
      対象:小学校4年生~中学校3年生、教師・保護者
      出典:財団法人インターネット協会

      おっしゃるとおりで、親は子どもと一緒にケータイ(インターネット)の必要性やデメリット、また危険性はないのかなどについてとことん話し合い、利用についてのルールを決めることが大切だと考えます。

      返信

      新参者

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