東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の市町村職員を対象にした支援セミナーが4日、長岡市で開かれた。中越地震(04年10月)で被災した長岡市の復興に向けた取り組みなどが紹介された。参加したのは7市町村17人。
宮城県亘理(わたり)町の職員は「集団移転を含めた復興を考えているが、集団移転は実例が少ない。地元住民と細かい話し合いを進めていくうえで参考にしたい」、福島県いわき市の職員は「津波で広い地域が被災しており、集団移転の意見がまとまらない。合意形成について聞いてみたい」と話した。
また、職員らは今月22日にオープンする長岡震災アーカイブセンターや、中越地震で大きな被害を受けた長岡市の山古志地域、川口地域を視察した。
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