東日本大震災で電力供給がストップしていた東北地方の被災地で、停電が18日までにほぼ解消される見通しとなった。ただ、震災現場では地震からの復旧が進む一方、秋田や山形で計画停電が始まる見込みで、市民生活や経済活動の復興にはなお時間がかかりそうだ。
震災直後からの停電は、宮城県のほぼ全域と青森、岩手、福島各県の一部で続いており、停電戸数は16日の午前7時時点で58万2400戸に上っている。
東北電力宮城支店によると、このうち半数以上は津波被害などで工事ができない状態。同支店は工事不能の地域を除き、「18日をめどに全面復旧する見通し」としている。
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