群馬県は１６日、県内など５か所で１９～３１日に予定していた群馬プレミアム宿泊券のイベント出張販売を中止すると発表した。
予定の計２万６０００枚は、９月２５日からの第２期で販売する。
出張販売は、県内の道の駅３か所と、千葉県のマンション１か所、埼玉県のショッピングセンター１か所で行う予定だった。だが、１５日に「道の駅 ふじおか」（藤岡市）で行われた際、熱中症とみられる症状を訴える人が出たため、中止を決めた。
県によると、「道の駅 ふじおか」での出張販売では、１３日から並ぶ人もいて、予定を約２時間早めて午前６時５０分頃から整理券を配布。だが、予想を超す６００人以上の行列ができ、約２時間で２０００枚を完売した。
また、ネットオークションでの転売も５３件確認された。県は転売を中止するよう要請するとともに、今後、第２期販売で対策を考えていく方針だ。
（2015年7月17日 読売新聞）
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