あなたのお子さんは、積極的ですか? それともシャイですか?
そもそも日本人には、“謙遜や、控え目”といったことを美徳とする感覚がありますよね。
それ自体、日本の文化としてはとても良い事だと思えるのですが、ところが今後、ますますグローバル化していくと、そうとばかり言っていられません。というのは、世界では“何事にも臆せずチャレンジすること”を美徳とするところがあり、積極性がとても重視されているからです。
そこで今回は、アジア圏のパパママ情報サイト『the Asian parent』などの記事を参考に、シャイな子どもの“積極性を育てる”のに大切なこと2つを紹介します。
「うちの子は、シャイだから……」と思っているパパママさん、注目です!
■1:子どもの“興味”を探ってみる
あなたのお子さんの、好きなことや、興味のあることは何でしょうか?
例えば、男の子だったら“虫が好き”、“電車が好き”あるいは、“ブロックが好き”。女の子だったら“絵を描くのが好き”、“楽器が好き”、“バレエが好き”、といった具合に、何でも構いません。
まずは、お子さんの興味や、好きな活動を発見してあげてください。まだ見つからなかったら、本やテレビ、ネットを使ってでも良いので、広くいろいろな世界に触れさせてあげてください。
そこから、“好きな物”や“興味のある活動”が見つかったら、その分野にどっぷりと浸かれるようにしてあげましょう。
音楽やサッカーが好きだったら、習い事をさせてもいいですし、恐竜が好きだったら、毎週末、博物館や遺跡の発掘現場に行く、なんてことも面白いかもしれません。
とにかく、子どもの“好き”や“楽しい”という部分を伸ばしてあげてください。
シャイな子どもでも、そうしたところから自分に自信が持てるようになってくるのです。
■2:基礎的なコミュニケーションを教える
シャイな子どもは、恥ずかしがって、なかなか人とコミュニケーションを取らないものです。まずは“挨拶やお礼”など、基礎的なコミュニケーションを教えてあげてください。
こうしたちょっとしたことから、子どもは人とのコミュニケーションの取り方を覚えていくものです。
一度、コミュニケーションの取り方を覚えてしまえば、あとは馴れるだけ。もちろん、シャイな子どもは、馴れるのにも時間がかかるでしょう。しかし、ここは辛抱強く、見守ってあげてください。
そのうち、シャイなことで自分が“損をしている”と気づくことがあるでしょう。そうなったら、しめたもの。あまり強制的にやらせようとせずに、親が毎回、手本を見せるなどして暖かく見守ってあげてください。
以上、シャイな子どもの“積極性を育てる”のに大切なこと2つでしたが、いかがだったでしょうか? 大人であっても、シャイな日本人は多いですよね。
もちろん、一概に悪いこととは思わないのですが、これからますますグローバル化していくと、子どもの場合、シャイだと損をしてしまうことが増えるかもしれません。
ぜひ、こららのことを試してみてください。
http://wooris.jp/archives/148625