長崎市竹の久保町の県立長崎西高(尾崎健次校長、834人)で16日、「乳幼児ふれあい体験」があり、1年生40人が乳幼児や保護者と交流した。
家庭科の授業の一環。青年期から子育てについて考えることで、親の役割や重要性を認識してもらおうと、毎年実施している。
この日は、0~4歳の乳幼児28人を含む24組53人の親子が参加。生徒は乳幼児に絵本の読み聞かせをしたり、保護者に教わりながらミルクを飲ませたりした。
慣れない育児に挑戦し、生徒たちは子どもと接する楽しさや難しさなどを実感した様子。北村明日菜さん(15)は「子どもと向き合える優しいお母さんになりたい」と笑顔。角叡武(さとむ)君(15)は「保護者の話を聞いて、あらためて母親の子どもに対する愛情の深さを感じた」と話した。
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