水分補給にペットボトル飲料を購入する。暑くなるこれからの季節は、一層その機会も増える。そして最近は、ペットボトル専用のアイデアグッズが続々と登場している。そのままでもさして不便を感じないペットボトルではあるが、衛生面や個性のアピールなどから、多くの人々をひきつけているようだ。
力いらずで助かる。それがペットボトル飲料をコップつきにと変身させる「キャップコップ(216円・税込/ウェルビー・本社:富山県高岡市)」。同商品があれば、ペットボトルに直接口をつけることなく飲め、衛生的だ。それ以上にありがたさを実感するのがキャップを開ける時だ。キャップコップは、直接ペットボトルのキャップ部分にはめ込む。つまりキャップが“大きく”なる。したがって高齢者など、従来の小さいキャップは硬くて開けるのに苦労していた層も、大きくなったお陰で楽々オープンが可能となる。
横になった体勢でも便利この上なし。ウェブサイト通販のレビューを見ると「携帯ケース付きストローホッパーキャップ(スケーター/本社:奈良県奈良市)」は、出産を控えた妊婦の方の必需品らしい。雑誌などが新米ママ向けの入院グッズを特集すれば、必ず上位となる同商品、支持される理由の一番は、寝たままの体勢でも水分補給が可能という機能性だが、それ以外にも例えばデザインのシンプルさ、またストロー部分を収納するケースや脇にあるストラップは持ち運びに便利、そしてリーズナブルさも高評価のようだ。炭酸系の飲料には不向きだが、女性はもちろん男性もひとつ持っていても、決して邪魔にはならない一品だ。価格は税込で594円。
喉の乾きを癒す時は、気分も和むひと時にもなる。パンツ型をした小さなペットボトルカバー「ボトルのおぱんつ(200円・税込)」は、コップのフチ子など、話題性抜群のカプセルトイを世に放つ奇譚クラブ(東京都渋谷区)が、5月に販売を開始した新作だ。種類は白ぱんつから、秘密のおぱんつの全7タイプ。500ミリリットルのペットボトルに“履かせ”れば、水滴による濡れを防ぐコースター的な役目とともに、その独特のユーモアセンスが使う人の創造力にも刺激を与えてくれそうだ。
今夏はペットボトル飲料を購入したら、専用グッズを利用してみるのも面白そうだ。
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