[ カテゴリー:災害 ]

小笠原沖M8・5「東日本大震災と違う仕組み」

小笠原諸島の西方沖を震源とする推定マグニチュード(M)8・5の地震で、気象庁の発表によると、今回の震源は約590キロ・メートルと深く、プレート内部で発生した地震とみられている。

一方、M9・0の東日本大震災の震源は深さ24キロ・メートルと浅く、太平洋と陸のプレートの境界面で起きた。鷺谷威さぎやたけし・名古屋大教授(地震学)は「東日本大震災とは発生のメカニズムが違い、直接関係はない」と話す。

海のプレートは、別のプレートの下に潜り込む時、いったん曲がってから、再び真っすぐに戻り、沈んでいく。このためプレートの内部では、押したり引っ張ったりする複雑な力がかかるほか、プレート自体の重みによる力もかかっている。この力で岩盤が破壊された時、深部で大きな地震を起こす。

今回の地震は、プレートを引っ張る力がかかって起きる地震だった。鷺谷教授は「これほど深い震源でM8・5の地震が起きたとすれば、世界でも過去最大級だろう」と話す。

 

http://www.yomiuri.co.jp/science/20150531-OYT1T50018.html

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