フランス・パリにある「マルモッタン・モネ美術館」所蔵の作品を展示。マルモッタン・モネ美術館はモネが86歳で亡くなるまで手元に残した自身のコレクションを収めており、モネ展はこの大半を公開することで、彼の10代から80代までの画風の変遷を鑑賞できるようになっています。
出展作品は約90点、うちおよそ7割がモネ自身の作品です。19世紀後半の芸術運動「印象派」の呼称の由来となった「印象、日の出」や「ヨーロッパ橋、サン=ラザール駅」「雪の効果、日没」と、同館からめったに貸し出されない「ド・ペリオ・コレクション」3点を特別展示。またモネの代名詞とも言える晩年の連作「睡蓮」も公開します。ほかにモネが愛用していたメガネやパレットなど身の回りの品もあり、モネを別の角度から知るいい機会にもなりそうです。6月4日~8月21日に新潟展(新潟県立近代美術館/長岡)として巡回する予定。
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