中越地震で壊滅的な打撃を受けた旧山古志村(現長岡市山古志地区)。写真と証言、映像で地震発生から再生した姿までを紹介するのが「やまこし復興交流館 おらたる」だ。
震災から丸9年の平成25年10月23日に開館した。おらたるとは地域の方言で「私たち(おら)の場所(たる)」。来訪者と地元の人が交流する場との願いが込められている。開館から1年間で約3万人が訪れた。
再会した人たちが無事を確認し合っている姿が空撮されている写真の隣に「母はいくつもの偶然が重なって無事だった。わが家にも小さな奇跡がおきていた」との言葉が掲げられている。
■やまこし復興交流館 おらたる
新潟県長岡市山古志竹沢甲2835。開館時間午前9時~午後5時、展示室は午前10時~午後4時。入館無料。火曜休館。(電)0258・41・1203。関越道越後川口インターチェンジ(IC)または小千谷ICから車で30分。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150308-00000047-san-l15