家電量販店や、楽器店などが運営するインターネット上の通販サイトをまねた、「偽サイト」がいま問題になっています。通信販売に関する相談を受けつけている日本通信販売協会によると、ネット通販に関するトラブル件数は昨年度3,829件。前年度の3.7倍と急増しています。その中には、お店のロゴなどもそっくりそのままコピーされており、一見しただけでは、専門家も見分けがつかないほど巧妙に作られた偽サイトもあります。被害の実態と、私たちがどのように偽サイト詐欺を防ぐことが出来るか、その方法をリポートしました。
偽サイト詐欺問題に関連した相談を受けている、日本通信販売協会の八代修一さんによると、「正規サイトと、偽サイトを見分けるためには、以下の内容を確認することが大事」と指摘します。
支払い方法と、振り込み先
着払いなどの支払い方法が選択できず、事前の振り込みのみを要求するケースや、有名な会社であるにも関わらず、振り込み先の名義が海外の個人名義になっている場合などは要注意だと言います。
会社の連絡先
会社情報に電話番号の記載がなかったり、誰もがよく知る会社であるにも関わらず、問い合わせ先がフリーメールアドレス(簡単につくることが出来るメールアドレス)だけになっているものはご用心とのこと。そのサイトに会社の電話番号が載っている場合には、その番号に連絡するなどして、実在の会社かどうか確認を取った上で注文をすることを矢代さんは勧めています。
<商品が届かないなどのトラブルに関しては>
日本通信販売協会「通販110番」
電話:03-5651-1122(相談専用)
※実際に注文した後のトラブルのみの受付になります。
番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。
NHK「あさイチ」2015年1月27日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20150127-a-004.html