本格的な花粉シーズンを前に、千葉市美浜区の民間気象情報会社「ウェザーニューズ」で、全国1000か所に設置する花粉観測機「ポールンロボ」の発送前検査が行われている。
観測機は直径15センチの球体で、穴から人の呼吸と同量の空気を吸い込み、空気中から人体へ入る花粉の量を計測する。花粉量が増えるにつれ白から青、黄、赤、紫の5色に変化。観測された飛散量は自動送信され、同社のホームページで無料公開される。
今年の花粉飛散量について同社は、北日本から東日本にかけては昨年より多く、関東では2~3倍になると予想。花粉のほか、火山灰なども計測し、情報提供に役立てたいとしている。
(2015年1月29日 読売新聞)
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