初めての子育てで奮闘中のママやパパにとっては、赤ちゃんに与えるミルク作りも初めての経験でしょう。作り方、与え方で迷うこともあるかもしれません。ここでは、赤ちゃんにあげる初めてのミルクに作り方について簡単に解説します。
【新米のママとパパ必見】赤ちゃんが喜ぶミルクの作り方、与え方
◆ミルク授乳に必要なもの
準備するのは、哺乳瓶、お湯を沸かすグッズ、哺乳瓶や乳首専用の洗浄ブラシ、消毒用グッズなどのお手入れ用品が必要になります。また、赤ちゃんがミルクを欲しがった時にすぐにミルクを作れるよう便利なグッズもあります。調乳用ポットは、一度沸騰したお湯をミルク用の適温で保温できるもの。ほかにも、ミルク授乳をするママをサポートしてくれるグッズはたくさんあります。ベビー用品売り場などで、いろんなグッズを見比べてみるのも楽しいでしょう。
◆作り方
一般的な作り方を紹介します。実際には使用するミルクの各メーカーの説明書に従ってください。
1.消毒済の哺乳瓶に、一度沸騰させたあと70℃くらいにしたお湯を、分量の半分くらい注ぐ
2.計量した分量の粉ミルクを入れる
3.乳首、キャップを取り付けて、軽く振ってよく混ぜる
4.残りのお湯を入れ、乳首、キャップを取り付けて、しっかり溶かす。泡が立ちすぎないよう注意
5.ミルクを適温に冷ます。哺乳瓶の本体を流水に当てたり、水を張ったボウルなどを使用。ママの手首などに数滴垂らして少し温かく感じる温度まで調節する
◆哺乳瓶のお手入れの仕方
赤ちゃんは病原体に対する抵抗力が弱いので、ミルクに雑菌が入るとお腹を壊してしまいます。哺乳瓶や調乳用グッズは必ず消毒し、清潔を心がけましょう。残ったミルクは雑菌が繁殖しやすいので必ず捨てます。ミルクの脂質やタンパク質は時間が経つと落ちにくくなるので、哺乳瓶は授乳後なるべく早く洗いましょう。洗う際は専用ブラシで丁寧に。洗った哺乳瓶とキャップの乳首は、その都度消毒します。消毒の方法には煮沸消毒、専用の薬液につける消毒や電子レンジで使う消毒器があります。
◆哺乳瓶の種類
哺乳瓶は、大きく分けてガラス製とプラスチック製があります。ガラス製は傷つきにくく雑菌も繁殖もしにくいので、新生児向きといえるでしょう。プラスチック製は軽くて丈夫なので、外出時に便利です。赤ちゃんが口にする乳首も多種多様なものが存在します。使われている材質には、やや固めのシリコンゴム、柔らかい天然ゴム、その中間の固さとなるイソプレソンゴムがあります。さらに、穴の形状や大きさもさまざま。使いやすさに加え、赤ちゃんとの相性や成長度合によって使用する哺乳瓶も変わるので、出産前は最低限のものだけを準備し、出産後に少しずつ買い足していくといいでしょう。
Mocosuku編集部
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