寒さが続き、子どもの体調が心配な季節。受験生のいるご家庭ではなおさらだろう。ベネッセ教育情報サイトでは、幼児~中学3年生までの子どもを持つサイトメンバーを対象に、風邪やインフルエンザに関するアンケート調査を実施。受験を経験した保護者には、子どもの風邪とどう向き合ったかも聞いた(アンケート期間2012年11月~12月/回答者数:2,467人)。
子どもが風邪やインフルエンザにかかったという保護者にその時期を伺ったところ、多くが1月~2月を挙げました。入学試験の時期でもあり、運悪く、受験直前に風邪をひいてしまった子どもの保護者のかたが、どのように対処したかを教えてくださいました。
●直前期に風邪をひき、症状は軽かったが、念のために受験前日は学校を休ませた。受験当日に飲んでも大丈夫なように、病院で眠くなりにくい薬を処方してもらった
●第1志望校の受験3日前に40度近い熱を出した。気が気ではなかったが、子どもには「今は体を休めることが大切」と伝えた。受験当日には回復し、結果も合格。あの時、無理をさせなくてよかった
ただでさえ受験直前で不安なうえに、体調まで崩した子どもには、保護者の冷静な対応が助けとなるようです。また、受験直前期以外に風邪をひいた受験生の保護者からは、「11月に風邪をひいてから、こまめに手洗いやうがいをするようになった。早いうちに痛い目に遭って予防意識が高まり、本番には万全の体調で臨めた」 という声も届きました。
なお、子どもが受験を控えている場合、普段より風邪の予防・対策に力を入れたという保護者が圧倒的でした。対策としては、「手洗いとうがいの励行」「栄養バランスの管理」「加湿」などが目立ちました。「普段できることをしっかり行う」ことが、予防につながるようです。
出典:[ベネッセ教育情報サイト]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150119-00010000-benesseks-life