もうすぐ今年の冬至(とうじ)がやってきます。日本では冬至にカボチャを食べる習わしがありますよね。カボチャは美容のビタミンA・C・E(エース)が揃い、冬の乾燥肌や、風邪やインフルエンザなどのウイルスを撃退してくれる効果も望める優秀食材。簡単レシピの美肌スープと共に詳細を見ていきましょう。がん、2型糖尿病、脳梗塞などのリスクがわかる約290の検査項目。Yahoo!ヘルスケアの遺伝子検査キット 乾燥肌予防に!冬至に食べたいカボチャスープ3選
■カボチャを食べて粘膜強化カボチャの色鮮やかな橙色はβ(ベータ)カロテンが豊富な証です。βカロテンは体内でビタミンAに変わります。このビタミンAはカボチャに含まれるビタミンEとCと共に代謝を良くし、皮膚や体内の各器官の粘膜を丈夫にしてくれます。鼻や口の中の粘膜が丈夫だと、体内に入ってきたウイルスを跳ね返してくれるので、風邪やインフルエンザ等の予防になるのです!
■2014年の冬至は12月22日今年の冬至は19年に一度の「朔旦冬至」(さくたんとうじ)と言って、新月(朔)と冬至が重なり、月と太陽の復活が重なる、とっても縁起のよい日となるそうですよ! イエス・キリストが誕生した日が冬至と重なり、当時の暦で12月25日だったことから、海外ではクリスマスと共に冬至を盛大にお祝いするそうです。
乾燥肌予防に!冬至に食べたいカボチャスープ3選
■冬至に食べたいカボチャの簡単美肌スープ3選冬至と言えば、カボチャの煮物のイメージが強いですが、冬至の謂(いわ)れは、クリスマスにルーツがあるので、オシャレな簡単スープで美肌力をUPさせておきましょう。
※全て粉末カボチャスープ使用(1人分目安)
●カボチャリゾット
「南瓜(カボチャ)粥」を食べる習わしは、忙しい女子に便利な市販の粉末カボチャスープでリゾットに仕上げましょう! 耐熱皿にご飯1膳分と、パッケージ通りに熱湯で溶いた粉末スープを注いでよく混ぜて500Wの電子レンジで2~3分加熱。仕上げに粉チーズや、ココナッツ、バジル、市販のカボチャチップスなどを添えてお召上がり下さい。
●具だくさんカボチャチャウダー
耐熱皿に冷凍のミックスベジタブル100g分と、アサリの缶詰(小)を汁ごと入れて、500Wの電子レンジで2~3分加熱。パッケージ通りに熱湯で溶いた粉末スープを注いでよく混ぜたら出来上がり! アサリを入れると女子に不足しがちな鉄分や亜鉛も摂取できるので、ついでに冷え対策も。
●トリプルカボチャスープ
カットされた市販のカボチャを100g分、耐熱皿に入れ、大さじ1の水と共に500Wの電子レンジで3分蒸す。取り出して軽くつぶし、パッケージ通りに熱湯で溶いた粉末スープを注いで良く混ぜたら出来上がり! パンプキンシード(南瓜の種)をトッピングして、トリプルカボチャパワーで肌や体内の粘膜を強化しちゃいましょう。お好みで生クリームを足しても美味です。
凝ったお料理じゃなくても、縁起のよい季節の食材はいただけるものですね。季節に応じた野菜は、そのままその季節の美容や健康悩みの解決に役立つので、簡単時短レシピで活用してみましょう。
(丸田みわ子)
http://medical.yahoo.co.jp/diet/bihada/6716/