血糖値の急上昇を防ぐ、水溶性食物繊維の豊富な干しイチジク
栄養豊富な美容食として、ドライフルーツが人気です。中でも最近、イチジクが手に入りやすくなりました。
イチジクは、高血圧の原因となるナトリウムを排泄して血圧を正常に保つカリウムが豊富な果物です。食物繊維は、水溶性のペクチンを多く含みます。ペクチンは糖の吸収をゆるやかにし、食後の血糖値の急上昇を防ぎます。また、コレステロールの吸収を抑える働きがあり、肥満や生活習慣病の予防・改善に役立ちます。
干しイチジクは乾燥によって、カリウムや食物繊維をはじめ、ほとんどの栄養成分が凝縮されています。ご紹介するダイコンとキュウリ、ドライフルーツのピクルスでは、干しイチジクの甘みと歯ごたえが料理のアクセントになり、さらに、この一品の栄養価をぐっと高めてくれます。
[ 作り方 ]
(1)下ごしらえをする
キュウリは塩(分量外)をまぶし、まな板の上に置いて、手で軽く押さえながら転がします(板ずり)。これを長さ2cmに切ります。ダイコンは2cm角に切ります。
(2)漬ける
ボウルに A をよく混ぜて干しイチジク、クランベリーを加えます。鍋に湯を沸かし、(1)のキュウリとダイコンを1分ゆでてザルに上げ、熱いうちにボウルに加えます。粗熱が取れたら冷蔵庫で十分に冷やします。
■ あればベビーリーフなどの青みを飾ります。
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