[ カテゴリー:医療 ]

糖尿病 早期発見・克服法

糖尿病は予備群を含めると成人の4人に1人という国民病。糖尿病と診断されたときに正しい対処をして、血糖値をコントロールすることが大切だ。そのチョイスの秘訣をしっかり紹介! 

■糖尿病とは
ある一定以上、血糖値の高い状態が続いていると糖尿病と診断されます(空腹時血糖値の正常範囲は、110mg/dL未満)。 糖尿病は、すい臓で血液中の糖を取り込むために働くホルモン:インスリンをつくれなくなる1型糖尿病、運動不足や肥満などが原因で、インスリンが分泌されにくくなったり、インスリンの効きが悪くなる2型糖尿病の2つのタイプがあります。
1型糖尿病は突然すい臓でインスリンをつくれなくなるため、インスリンを注射しなければ糖を吸収できずエネルギー不足の危険な状態に陥ります。 

■糖尿病の診断
空腹時血糖値、 食後2時間血糖値、 随時血糖値のいずれか1つの値とHbA1cの値が、基準値を越えていた場合に糖尿病と診断されます。
HbA1c検査は血液中の赤血球(ヘモグロビン)の割合を調べる検査で、血糖値の1~2か月程度の平均値がわかります。
健康診断や特定検診などで受けることができる場合があります。お住まいの市区町村などに確認してください。 

■合併症に注意
糖尿病になり、血糖値を下げられなかったり、治療を中断するなどしてしまうと、やがて「合併症」を引き起こします。眼底で出血し視力を失ったり、動脈硬化になり心筋梗塞や脳梗塞、または腎臓の機能低下を起こすなどです。血管が傷んでくることが大きな原因です。
糖尿病と診断されたら定期的な検査と治療を継続することが大切です。

■悪化を防ぐためのチョイス :教育入院
10日間の入院で、食事管理や運動、衛生管理や合併症についてなど、血糖値を良い状態に保つための指導、学習を受けながら治療を行う入院です。血糖値を低くすることができ、糖尿病の悪化を防ぐことにつながります。
教育入院は全国の医療機関で行われています。その内容は、各医療機関によって異なります。

■悪化を防ぐためのチョイス :早期のインスリン治療
2型糖尿病では早期の段階でインスリン注射を行う治療も行われています。すい臓を休めることができ、すい臓の機能回復を目指す治療です。
適応になるかどうかは主治医に相談してください。

NHK「チョイス」2014年11月8日(土)放送分

http://news.goo.ne.jp/article/choice/life/choice-20141108-c-001.html

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