内容
石油ストーブを購入して2日後、消火しようとした際に、操作つまみが上がらず、緊急消火ボタンも作動しなかったために、新品と交換してもらった。3カ月後にも同じように消火できなくなり、販売店を呼び消火してもらった。販売店からは昨シーズンの灯油を使ったことが原因ではないかと言われた。(70歳代 女性)
ひとこと助言
- 灯油は、保管方法を誤ると日光や熱による変質、水や異種の油などの混入により「不良灯油」になることがあります。
- 不良灯油を石油暖房機器に使用すると、少量でも異常燃焼や機器の故障につながり危険です。
- 保管するときは、灯油専用容器に入れ、日光や雨の当たらない場所に置きましょう。
- シーズン中に使い切れなかった場合や、長期保管し変質の可能性がある灯油は決して使用せず、購入した石油販売店に相談するなどして安全に廃棄しましょう。
本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。
詳細は、「不良灯油による石油暖房機器の故障や異常に注意」
http://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen206.html