心筋梗塞や脳梗塞の原因となる動脈硬化。
これは全身に酸素や栄養素を運ぶ血管である動脈が、柔軟性を失って硬くなる状態のことです。
これが続くと、心臓や脳で血管の詰まりや血流の障害を引き起こす要因となります。
発症を予防するには、たんぱく質で血管を強く丈夫にして、弾力性のある血管を保つことが不可欠。
食物繊維は、余分なコレステロールを体外に排出したり、血圧を下げる働きがあります。
また、脂質の中でもとくに飽和脂肪酸(動物性脂質等)をとりすぎないことも予防のポイントです。
[ 作り方 ]
【主菜:かじきのしょうがじょうゆ焼き】
(1) しょうがは皮をこそげてみじん切りにし、トレーにつけだれの材料を合わせます。かじきをたれにつけて、途中返しながら10分ほどおきます。
(2) キャベツは1cm幅4~5cm長さに切り、にんじんも同じ大きさのたんざく切りにします。
(3) フライパンに(2)、塩、水を入れ(油不要)、中火にかけます。しんなりしたらとり出します。
(4) かじきの汁気をふき、かたくり粉をまぶします。フライパンの水気をふき、油を熱して、かじきを強めの中火で焼きます。焼き色がついたら裏返し、弱火で5~6分焼いて火を通します。
(5) (3)(4)を盛りつけます。残ったつけだれをフライパンでひと煮立ちさせ、かじきにかけます。
【副菜:さつまいもときざみこんぶの煮もの】
(1) さつまいもは皮つきのまま2cm角に切ります。水にさらし、水気をきります。
(2) きざみこんぶは洗ってほぐし、はさみで5cm長さくらいに切ります。
(3) 鍋に、いも、こんぶ、だしと酒を入れて火にかけます。沸とうしたら中火にし、ふたをして7~8分煮ます。
(4) いもがやわらかくなったら、じゃこ、しょうゆを加え、1分ほど煮て火を止めます。
【汁物:なめことレタスのみそ汁】
(1) 煮干しは頭とはらわたをとり、縦に2つにさきます。鍋に分量の水と合わせて入れ、20分以上おきます。
(2) なめこはさっと洗い、水気をきります。レタスは3cm角に切ります。しょうがは皮をこそげて、すりおろします。
(3) (1)を中火にかけ、沸とうしたら弱火にします。アクをとりながら2~3分煮て、こします。
(4) (3)を温め、なめこを加えます。ひと煮立ちしたらレタスを加え、みそを溶き入れて、火を止めます。器に盛り、しょうがをのせます。
【主食】
雑穀米ご飯(普通盛り 150g) ※1人分