3シェフNEO、今回のテーマは、グルタミン酸がしいたけの3倍も含まれるうまみの宝庫「マッシュルーム」でした。実は、とてもいい“だし”が出るきのこで、マッシュルーム農家でも“しゃぶしゃぶ” “カレー” “アヒージョ”などに大活躍しています。しかも、調理法によってはそのうまみをUPすることも可能!そんなマッシュルームの魅力を堪能する料理を3シェフが提案しました。
■生産量日本一の千葉県で教わったマッシュルーム料理
マッシュルームだしのしゃぶしゃぶ
スライスしたマッシュルーム(好みの量)を鍋の水に入れ、弱火で加熱する。
沸騰したら火を止め、野菜や豚肉をだしにくぐらせ、好みでポン酢やゆずこしょうをつけていただく。
マッシュルームカレー
具材を煮込む際、水と一緒にスライスマッシュルームを入れて弱火で加熱する。
マッシュルームのうまみが溶け出してまろやかになります。
マッシュルームのアヒージョ
たこ焼き器にマッシュルームを入れる。(マッシュルームは加熱すると縮むのではみ出してもよい。)
ガーリックオイル(なければオリーブ油とにんにく)を全体にたっぷりまわしかけ、細かく切ったベーコンをのせて3~4分加熱する。塩こしょうで味をととのえ、パセリのみじん切りを散らしたら完成。
※アヒージョの油は大変熱くなりますので、やけどにご注意ください。
■うまみをUPする調理法を教えてくれた“きのこ博士”は・・・
青柳康夫さん(女子栄養大学 栄養学部 保健栄養学科 教授)です。
青柳さんが教えてくれた調理のポイントは、
(1)スライスしたマッシュルームを一晩以上冷凍しておく。
(2)65度~80度の温度帯をできるだけゆっくり通過するように加熱する。
の2つでした。ただし、冷凍したマッシュルームは解凍してしまうと食感が悪くなるため、解凍しないまま調理することをオススメします。
■マッシュルーム料理専門のレストランは・・・
「マッシュルームTOKYO」です。
“ギガマッシュルームのステーキ”、“マッシュルームのパスタ”、“生マッシュルームのスライス”の3種類をご紹介しました。
番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。
NHK「あさイチ」2014年10月14日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20141014-a-004.html