頭皮のマッサージ・ケアをすると頭皮が綺麗になるだけでなく育毛にもつながります。簡単ですので是非毎日のシャンプー時に取り入れてみてください。
■ 用意するもの
・普段使っているシャンプー
シャンプーは髪の毛を洗うものではなく、頭皮の汚れを落とすものと考えてください。シャンプー剤をよく泡立てててからマッサージをはじめましょう。頭皮用マッサージオイルでマッサージしてもOKです。コンディショナー・リンスではマッサージをしないでください。頭皮の汚れを落とすシャンプー剤とは違い、コンディショナー・リンスは髪の毛を整えるものなので頭皮につくと詰まってしまいます。
■ マッサージのやり方
【 イラスト入りの記事はこちらのURLから → http://nanapi.jp/58534/ 】
◎ STEP1 : シャンプーを頭皮全体へなじませる
シャンプーをよく泡立てて頭皮になじませます。頭皮を傷つけないように、こすらず、やさしく手のひらで泡をなじませます。
◎ STEP2:側頭部を押し回す
手のひらでボールをつかむように頭を包み、顔をリフトアップするように手のひらで大きく押し回します。
◎ STEP3:後頭部を圧迫する
片方の手でおでこを押さえ、もう一方の手の平(付け根)で後頭部のへこみのある部分を押し上げるように圧迫します。
◎ STEP4:頭皮全体をクルクルと動かす
頭皮全体を指先を使ってクルクルクルと円を書くようにまんべんなく頭皮を動かします。ポイントは、毛流れに逆らうようになじませていくこと。汚れは後頭部にたまりやすいので、押し上げるように指を通すことで汚れをうかしていきます。
◎ STEP5:生え際のマッサージ
薬指を耳上に置き、親指幅の感覚で中指・人差し指をフェイスライン(生え際のライン)に置きます。手は頭皮につけたままこすらずに円を描くように頭皮を動かして、耳上からおでこ上の中心まで生え際をほぐしていきます。
◎ STEP6:後頭部のマッサージをする
親指を使って、頭のてっぺんから円を描くようにほぐします。力の方向は上へ引き上げます。
◎ STEP7:後頭部の首すぐ上の中心のツボを押す
親指を使って右側は左目の奥に向かって、左側は右目の奥に向かって、首すぐ上の中心のツボを押し上げます。
■ 手技のポイント
筋肉のある場所は、頭皮を動かすように、手のひらや指の腹で円を描きながら押し上げます。力の方向は下から上に動かします。 筋肉のない場所は、動かない場所なので皮膚をつまむように上に引き上げます。
■ おわりに
頭にはたくさんのツボがあります。ツボの刺激も意識しながら行いましょう。よくマッサージをすると頭皮が柔らかくなります。頭皮がこりかたまったまま、汚れがつまったままで育毛剤をつけてもなかなか浸透しません。美髪を保つ、生やす秘訣は頭皮をまずはキレイにすることが最優先です。お顔のクレンジングと同じように頭皮のマッサージをしながらきれいにしていきましょう。
(著:nanapiユーザー・potetyo 編集:nanapi編集部)
http://news.goo.ne.jp/article/nanapi/life/nanapi-00007351.html