生活習慣病予防に効果的な成分が豊富なサバ
サバは良質のたんぱく質が豊富で、青魚(イワシ、サンマ、サバ)の中では最もたんぱく質含有量の多い魚です。脂肪が多いイメージですが、実際には3種の中では最も少ないのがマサバ。一方、ノルウェーなどから輸入されている大西洋サバは、マグロのトロに匹敵する脂肪を含みます。
この脂肪には、サンマと同様にEPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)がたっぷり含まれており、動脈硬化や高血圧が原因のさまざまな生活習慣病を予防する効果が期待できます。
ほかに注目したいのは背骨に近い血合い部分。粘膜や細胞膜を若々しく保つ「若返りビタミン」と呼ばれるビタミンA、Eなどがとても豊富です。
傷みやすい魚なので、体がふっくらとして張りのある、新鮮なものを求めましょう。
[ 作り方 ]
(1)下ごしらえをする
サバは骨を除き、幅2cmのそぎ切りにします。バットに A を入れて混ぜ合わせ、サバを入れて、時々返しながら15分ほどおきます。
(2)焼く
(1)のサバの汁気を軽くふき、薄力粉、溶き卵を順につけ、ゴマを押しつけるようにしっかりつけます。フライパンに油を熱し、サバを入れて、弱めの中火で両面を香ばしく焼いて火を通します。これを器に盛って半月切りにしたレモンを添えます。
■ あればパセリなどの青みを飾ります。
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