鶏レバーの豊富な鉄分で貧血を予防
レバーは、たんぱく質やビタミンA、B群、鉄分や亜鉛などのミネラル類を含む栄養の宝庫。とくに鶏レバー100g中に含まれる鉄分は9mgと、食肉中トップクラスです。
鉄分には、動物性食品に含まれるヘム鉄と、植物性成分に含まれる非ヘム鉄があり、ヘム鉄の吸収率は非ヘム鉄の5~10倍と段違い。
鉄分のほかにも、造血にかかわる葉酸やビタミンB12、鉄の利用を高める銅が豊富なことから、鶏レバーは貧血予防の強い味方と言えます。
鶏のレバーは牛や豚に比べてクセがなく、食べやすいことが特徴です。独特のくさみの元になるのは血の塊は、下ゆですることで取り除けます。ご紹介するレシピのように、スパイスを効かせた炒め物にすると、苦手な人にもおいしく食べられます。
[ 作り方 ]
(1)下ごしらえをする
レバーは節を切り離して脂肪や血の塊を除き、食べやすい大きさに切ります。鍋にたっぷりの湯を沸かしてレバーを入れ、中火で2~3分ゆでます。流水でよく洗い、キッチンペーパーで水気をよくふきます。これをボウルに入れ、A を加えてよくなじませます。B は混ぜ合わせます。