子どもに何か伝えたいことがあった場合、もっとも伝わる方法をご存じですか? それは、子どもを抱きしめて話すことです。
しかしシャイな国民性の日本人にとって、なかなか人前で子どもを抱きしめることは難しいかもしれません。
そこで今回は、育児情報サイト『The New Age Parents』の記事を参考に、“子どもを抱きしめるべき5つの理由”をお伝えします。抱きしめるということは、子どもにとってとても大事なことなのです。
■1:安心感を与えられる
子どもは親からの愛情をたっぷり受けることを必要としています。抱きしめられることで、親の愛情を全身で感じ、安心することができるのです。安心感は、子どもの健全な成長の根底となるものです。
■2:自己肯定感を持たせられる
子どもを抱きしめることで、子どもは親からの愛情を感じられます。
親が十分な愛情を注ぎ、どんな時でも子どものことに関心を持っていると伝えることで、子どもは自分に自信を持つことができます。自分に自信を持つことで、自分のことを肯定的に捉え、何事にも前向きにチャレンジする姿勢を生み出せるのです。
■3:子どもの感情を理解できる
赤ちゃんや小さい子ども、時にはある程度大きくなった子どもであっても、自分の気持ちを表現することが難しいことあがります。
そんな時、しっかりと抱きしめることで、子どもの気持ちに寄り添うことができ、もどかしい気持ちを理解してあげられるでしょう。悲しみ、怒り、恐れ、時には感動など、彼らの気持ちに寄り添うことが大切です。
■4:あなたの言葉を届けられる
子どもが何か悪いことをしてしまった時、ついつい怒ってしまうかと思いますが、そんな時こそ、優しく抱きしめてください。そして、伝えるべきことをちゃんと伝えましょう。子どもはしっかりとあなたの言葉を聞くはずです。
■5:子どもをハッピーにできる
子どもを抱きしめることで、人間の精神状態に大きな影響を与える脳内物質“セロトニン”を増やすことができます。セロトニンは“幸せ物質”とも言われており、脳内のセロトニンを増やすことで、より多くの幸福感を感じることができます。
子どもが感じる孤独や、怒りの感情を減らすこともできます。どんどん抱きしめてあげてください。
以上、“子どもを抱きしめるべき5つの理由”でしたが、いかがだったでしょうか。
子どもを抱きしめると、親の怒りを鎮めることもできます。子どもにちょっと“イラッ”とした時、自分でも“怒り過ぎだなあ”と思う時など、ぜひ子どもを抱きしめてください。自然と怒りの感情が消えていくことでしょう。
http://news.ameba.jp/20140916-520/