平成27年6月開院を予定している新潟大地域医療教育センター・魚沼基幹病院(南魚沼市)の指定管理者「県地域医療推進機構」の臨時理事会が17日、新潟市内で開かれ、開院時に約70人の医師を確保できる見込みだとの報告があり、了承された。
報告によると、開院時に必要な医師数は約70人で、9日時点で教育センター教員32人、病院勤務医37人の計69人が見込まれている。このうち、教育センター教員18人と勤務医2人は決定しており、同教員は9人を公募・選考中、5人を調整中で、勤務医は35人を調整中だ。年内には開院時の医師の顔ぶれが明らかになる予定という。
開院時の病院職員は看護師249人を含む375人以上を見込んでいる。
精神科を含む1日平均入院患者数を27年度285人、28年度324人、29年度366人と推計。これを基に稼働されるベッド数を27年度356床、28年度404床、29年度454床と段階的に拡充した推計値が報告された。
理事会後、医師の確保状況について理事会副理事長の内山聖魚沼基幹病院長は「基幹病院の運営としては全科そろった」と話した。
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