Trend Microは9月10日、「国内の銀行・クレジットカード会社37社を狙う自動不正送金ツールを徹底解析( http://blog.trendmicro.co.jp/archives/9884 )」において、2014年4月~6月期におけるオンライン銀行詐欺ツールの検出台数に関して、世界の割合のうち日本の割合が24%となり世界1位だったことを伝えた。
Trend Microは警視庁が2014年1月から6月期までの不正送金被害が約18億5200万円で前年比較で9倍ほどになったことを指摘するとともに、狙われた対象が大手金融機関のみならず、地方金融機関も含まれていることを指摘している。オンライン銀行詐欺ツールがこの1、2年で急速に日本国内で広がっており注意が必要。
オンライン銀行詐欺ツールなどに感染しないようにするために総合的なセキュリティソフトウェアの導入が必要だとTrend Microでは指摘しており、特にWebレピュテーションといった機能がこうした詐欺ツールに対して有効であることから、積極的に活用して欲しいと説明している。
http://news.goo.ne.jp/article/mycom/life/mycom_1041755.html