旬の食材情報をお届けしつつ、みずみずしいアイデアで極上のひと皿をお届けする夢の3シェフNEO。今回のテーマは、「レモン」でした。酸味で口の中をさっぱりさせてくれる上、味に変化をつけて塩分を控えるのにも一役買ってくれる、名脇役です。「レモン塩」ブームの火つけ役ともいうべき、料理研究家の井澤由美子さんから「レモン塩」のさまざまなアレンジや、この夏イチオシの「レモン胡椒(こしょう)」を教わりました。また、3シェフNEOの皆さんも絶品レシピの数々を伝授。この時期にこそ味わいたいレモンの魅力満載でお届けしました。
■「レモン胡椒(こしょう)」
井澤さんのイチオシは、レモン塩を使った「レモン胡椒」です。レモン塩が熟成されているので、青とうがらしとすりまぜるだけで、手軽に作ることができます。市販のゆず胡椒に比べて塩分控えめなでき上がりになります。
材料
・レモン塩の輪切り・・・1枚
・青とうがらし・・・5本
※青とうがらしが手に入らない場合は、乾燥した赤とうがらしをお湯で戻しても同じように作ることができます。
☆作り方
1.青とうがらしを小口切りにし、すり鉢で好みの粗さにする。
※青とうがらしのタネが気になる場合は取り除いてください。
2.(1)にレモンの輪切りを入れてさらにすり混ぜる。
※冷蔵庫で2週間ほど保存できます。作りたてはフレッシュ感たっぷりのレモン胡椒、数日置くと青とうがらしの香りが落ち着き、レモン感を感じるレモン胡椒になります。
■橋本さんの「レモン胡椒のトマトだしそうめん」
材料・2人分
・レモンこしょう・・・2グラム
・フルーツトマト・・・2コ
・かつおだし・・・240ミリリットル
・砂糖、薄口しょうゆ・・・各小さじ1
・レモン・・・2分の1コ
・水、かたくり粉・・・各小さじ1 ・きゅうり・・・2分の1本
・塩・・・小さじ1
・えび・・・2匹
・そうめん・・・2ワ
・レモンの皮・・・適量
☆作り方
1.フルーツトマトをフォークに刺し、火であぶって皮をむく。
※湯むきだと水っぽくなるのであぶってむく。
2.ミキサーにトマト・だしを入れて30秒ほどかくはんする。
3.(2)を鍋に移して強火にかけ温まったら、砂糖・薄口しょうゆを入れ、水とかたくり粉を混ぜた水溶きかたくり粉でとろみをつける。これを冷やす。
4.レモンをしぼり、レモンこしょうを入れて溶く。
※スクイザーの上でまっすぐ押すようにしてしぼる方が苦みやえぐみが出ない。
5.(3)のだしに(4)を入れて溶く。
6.器に(5)のトマトだしをはり、ゆでたそうめんを盛る。
7.薄切りにして塩もみしたきゅうりとゆでたえび、レモンの皮のせん切りをのせる。
出演者:日本料理・橋本幹造さん(一凛 店主)
NHK「あさイチ」2014年8月26日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20140826-a-002.html