日本の大手腕時計メーカーのこの秋の新モデルが3日、でそろった。GPS(全地球測位システム)を使い、より正確な時刻を示す商品を増やしている。
カシオ計算機は、ソーラー電波時計「OCEANUS(オシアナス)」の新製品「OCW―G1000」を10月25日に売り出す。2都市の時刻を同時に表示でき、希望小売価格は税抜き20万~23万円。30~40代の男性に人気のモデルで、「海外出張の機会が多い、ビジネスマンを意識した」(広報)という。
10月10日に売り出すシチズン時計の「エコ・ドライブ サテライトウエーブF100」(同17万~24万円)は、世界最速の最短3秒で時刻合わせができる。セイコーウオッチの「セイコーアストロン」の新作(同18万~30万円)は、2012年に発売した初代より本体を約30%小型化したスリムなデザインが売り。9月19日の発売だ。(高木真也)