9月になりましたが、今年の夏も暑かったですね。暑さから来る不調に頭を悩ませていた方は、ホッとしていることでしょう。
でも、夏から秋にかけての季節の変わり目の時期は、腸の働きを司る自律神経が乱れやすく、腸の調子が悪くなる、いわゆる不調な状態になります。腸はカラダ全体の健康へも影響を及ぼす大切な器官です。不腸な状態になる女性は特に便秘になりやすいシーズンなのです!
そこで今回は、便秘になりやすい時期こそ食べたい“お通じスッキリ食材”についてお伝えします。
このような季節は、腸にやさしい栄養バランスの整った食生活をこころがけたいところですが、なかなかすぐには変えられません。そこで、普段の食事に足すだけで食事による栄養バランスを補い、不腸、特に便秘から回避できるあの食材を紹介します。
■身近なあの食材でお通じスッキリ!
『WooRis』の過去記事「ツラい便秘はコレで回避!毎日食べたい“お通じ改善食材”5つ」でもお伝えしたとおり、プルーンや豆類、ライ麦パンなどにはお通じ改善効果があると言われています。
でも、いくら便秘解消に効果的だからといって、同じ食べ物で同じ味が続くと、さすがに飽きますよね。かといって、食卓にお通じを意識した食材ばかりを並べるのもちょっと……。
そこでオススメしたいのが、たっぷりビタミンCで美肌食材としても知られ、実は食べ方もいろいろ工夫できる“キウイ”です。
■驚くべきキウイの栄養
キウイが“高栄養密度フルーツ”といわれていることをご存知ですか? 驚くべきことに、約100gのキウイ(約1個)からは、温州みかん約2.2個分に相当するビタミンCや、バナナ2本分に相当する食物繊維を摂取することができるのです!
平成24年国民健康・栄養調査によると成人女性は食物繊維が18g必要と言われていますが、30代40代の女性は、実際のところ12.8g程度しかて取れていないと言われています。キウイは、1個当たり約2.5gの食物繊維が含まれているので、1日に2個食べるとすると不足分を補う事が出来ます。
また、キウイには水溶性と不溶性の2種類の食物繊維がバランスよく含まれているので、食べ続けることで、腸内環境の改善が期待できます。また、グリーンキウイには“酵素”も含まれているので、中高年に差し掛かりそうという年代の人たちの栄養摂取にも強~い味方になってくれるのです。
■筆者がキウイを食べ続けた結果
キウイを摂取すると排便回数や日数・量が増加し、便の性状や色についても改善効果があることが実証されているそうです。
筆者の場合は、1日2個のグリーンキウイを食べ続けていますが、実際に量や色に改善効果が見られ、食べ始めた最初の頃には「宿便が出たかな?」と感じるような色のものまで出てきました! 継続していると量や色も落ち着いてきますが、スッキリ感のある“スルスルお通じ”が実感できています。
さらに、ビタミンCなどの美容成分も摂取できることから、肌荒れが起きにくく、くすみが減るなどの嬉しい効果までありました!
■続ける秘訣は“手軽さ”にアリ!
このようにキウイは丸ごと栄養が摂れてしまうとても嬉しいフルーツなのですが、筆者が毎朝の習慣として続けられている秘訣は“手軽さ”です。
筆者の場合、朝食時にキウイを2つ食べるようにしていますが、特にイチオシなのはサラダとして野菜と一緒に食べる方法です。さっぱりした甘みと酸味が絶妙なキウイはドレッシングや野菜とも好相性。ドレッシングを変えることで飽きずに続けられる点がオススメの理由です。
さらに、キウイは型抜きしても型くずれしにくいので、クッキー型でくりぬくことで手軽に可愛らしく演出でき、パーティメニューとしても重宝しますよ!
以上、キウイの驚くべきパワーと、毎日食べ続けるコツについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
夏のダメージがじわじわとやってくるこの季節、毎日の習慣にキウイを取り入れることが、健康への近道です。ぜひ皆さんも積極的に食べてみてくださいね。