いつもの鉄火丼やちらしずしをワンランクアップさせる方法、それは“すし飯の使い分け”です。登紀子ばぁばのおすすめは食材に合わせて酢、塩、砂糖の割合を変えること。魚介の場合はしっかりと味をつけて、レンコンなど山のものを使う場合は甘めにして具材との相性を良くします。基本を知ればすし飯はさらにおいしくなります!
■ばぁば直伝のすし飯~お魚用~
材料・作りやすい分量
・米・・・カップ4
・水・・・カップ4
・だし昆布(10センチ角)・・・1枚
<合わせ酢>
・酢・・・カップ2分の1
・砂糖・・・大さじ1
・塩…大さじ1
☆作り方
1.お米は炊く1時間以上前に手早く洗い、分量の水に浸しておく。
合わせ酢の材料をよく混ぜ合わせておく。
2.(1)のお米を鍋に移し、表面を布きんでふいた昆布をのせ、強火にかける。煮立ったら素早く昆布を取り出し、再度煮立ったら、1分~1分30秒間待って、火加減をごく弱火(ほたる火)にし、14分~15分間炊く。
最後火をとめて、9分間蒸らす。(※炊飯器を利用の場合、昆布を入れて普通炊飯をする)
3.水でしめらせたしゃもじを鍋肌に差し込んで炊けたお米を鍋肌からはがす。底の方もはがし、盤台に一気に入れる。
4.お米は山を崩さないようにして、上から(1)の合わせ酢をしゃもじに伝わらせながら回しかける。
しゃもじを寝かせるようにし、全体に合わせ酢が行き渡るように混ぜる。
5.全体に合わせ酢が行き渡ったら、うちわであおぎながらしゃもじを立てて切るように混ぜる。
■「ちらしずし」の合わせ酢(コマNAVIコーナー)
材料
・酢・・・カップ2分の1
・砂糖・・・大さじ4と2分の1
・塩・・・小さじ1と2分の1
☆作り方
作り方はお魚用と一緒
■鉄火どん ばぁば風
材料・2人分
・すし飯・・・お茶わん3杯分
※「ばぁば直伝のすし飯」作り方参照※
・しょうが(みじん切り)・・・大さじ1
・もみのり・・・少々
・まぐろ・・・1さく(100グラム~150グラム)
<A>
・溶きがらし、酒・・・各小さじ1
・しょうゆ・・・大さじ3
・溶きがらし
・芽ねぎ・・・適量
☆作り方
1.すし飯は温かいうちにしょうがのみじん切りと混ぜ合わせておく。
2.まぐろはそぎ切りにし、Aに5分間ほどつけておく。
3.(1)のすし飯を器によそって、もみのりを散らし、その上から(2)のマグロをのせる。
4.最後に溶きがらしをほんの少しのせ、芽ねぎを散らす。
出演者:鈴木登紀子(料理研究家)
【鈴木登紀子さんの書籍】
・『人気料理家50人のニッポンのおかずBest500』(主婦の友社)
・『登紀子ばぁばの和の料理』(実用BEST BOOKS)
・『はじめて作る 定番のおかず』(別冊家庭画報基本の基本BOOKS)
番組およびこのページは特定の製品・店舗を推奨するものではありません。
製品・サービスの特性や使用上の制限、契約内容・条件などについては、各自におかれまして、メーカーや販売会社に十分ご確認ください。
NHK「あさイチ」2013年7月31日放送分
http://news.goo.ne.jp/article/asaichi/life/asaichi-20130731-a-002.html