安倍総理大臣は、子どもの貧困対策を話し合う政府の検討会のメンバーと意見を交わし、「学校や地域の連携による学習支援や、教育費の負担軽減に取り組んでいく」と述べ、子どもの貧困対策の充実を図る考えを強調しました。
このなかで安倍総理大臣は、「どんな経済状況でも、皆に同じようなチャンスのある社会をつくっていくのが私たちの使命だ。まさに、貧困の連鎖は断ち切っていかなければならない」と述べました。
そのうえで安倍総理大臣は、「学校や地域の連携による学習支援や、教育費の負担軽減、学校と福祉の連携などの施策に継続的に取り組んでいきたい」と述べ、子どもの貧困対策の充実を図る考えを強調しました。
検討会は、高校生向けの給付型の奨学金や、大学生向けの無利子奨学金の拡充などを盛り込んだ「子供の貧困対策に関する大綱」の案を取りまとめていて、政府は29日の閣議で決定することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140828/k10014161731000.html