最近、子ども連れ去り事件のニュースを多く聞きます。その際、子どもの発見に一役買っているのが携帯電話のGPS機能です。
子ども用の携帯電話には『見守り機能』が付いていて、例えば学校帰りが少し遅いと感じたらGPS機能を使って保護者のスマートフォンで居場所を確認することができます。
これってとても便利な機能ですよね( ^∀^)
日本だけではなく、世界中で保護者がスマートフォンを使って子どもの居場所を確認しているそうです。
ちなみにデンマークでは4割の保護者が『子どもの現在地を教えてくれるアプリ』を使うことは良いと考えているそうです。これは世論調査機関Wilkeが0歳から15歳までの子どもを持つデンマーク人1,040人を対象として行った調査でわかったそうです。
4割という数字は高いのでしょうか?
子どもの『安心・安全のため』の利用と考えると、こうしたアプリを使うことは大切だと思います。
ただし、子どもの『行動を監視する』となるとちょっと意味が変わってしまうかもしれません。
専門家は“子どもにもプライベートは必要”と言い、監視されているという思いが芽生えると子どもと保護者の信頼関係が崩れてしまうことにつながるそうです。
これって親子間だけの問題ではないかもしれないと思いました。
例えばアプリを使えば恋人や友人の行動が簡単にわかってしまうということですよねヽ(ヽ゚ロ゚)
子どもを守るはずのアプリがもしかしたら違う形で脅威になることも考えられませんか?
もしこうしたアプリを使う場合には、たとえ子どもに対してでも何のために使うのかきちんとした説明をし、理解を得た上で使ったほうが良いかもしれません( ´ω`)
世の中はどんどん便利になっていますが、危険がさらに身近に感じるようになりました。
今まで以上にお互いの意思をきちんと確認する必要があるかもしれないですね。
http://www.iphone-girl.jp/2014/08/370618/