政府が26日公表した日本海側の沿岸を襲う恐れがある津波の高さに関する推計で、本県の自治体別で最大だったのは、崖地を含む全海岸線では粟島浦村で12・6メートル、平地部に限ると佐渡市で9・4メートルとなった。
県内で津波の概略計算の対象となったのは12市町村。崖地を含む全海岸線では、糸魚川市で最大津波高12・1メートル、新潟市で同9・5メートル、柏崎市で同6・3メートルなど。平地部に限ると、村上市で同8・7メートル、出雲崎町で同3・1メートルなどとなっている。
県防災企画課は、政府が今回示した数字だけでどの地域が危険だと判断する段階にはないとした上で、「政府が示した断層モデルを踏まえて、新たに津波浸水想定を行う必要がある」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140827-00000079-san-l15