Macユーザーの皆さん、「探しものはなんですか、見つけにくいものですか♪」と、そんな時のSpotlight、活用してますか?
Spotlightをご存じない方のために説明しますと、画面右上の虫眼鏡のマーク、ここをクリックすれば、あなたのMacの中身をあっという間に検索してくれる機能です。「ファイル名は忘れてしまったけど、書いた文章の一部なら覚えている」なんて時にSpotlightが大活躍するんですね。
さて、Macの中にあるものならほとんど見つけてしまうSpotlightですが、ただ文字を入力して検索するだけなら、まだまだSpotlightを使いこなしているとは言えません。今回は、一歩進んだMacユーザーになるための、Spotlightをより便利に使いこなす7つのワザを紹介します。(なお、OS 10.9環境のSpotlightにて動作の確認をしています)
Spotlightをより便利に使いこなす7つの技
1.Spotlightのショートカット
コレを知っておくだけで効率よく、時間を短縮して検索作業ができます。
・ 「Control」+「Space」:Spotlightメニューを開く
・ 「↑」「↓」:カーソルを移動
・「Return」:選択した項目を開く
・ 「esc」:1回目は「入力した文字を消す」/2回目は「Spotlightメニューを閉じる」
・「Command」+「↑」 or 「Command」+「↓」:カテゴリの最初の項目にカーソルを移動
・「Control」+「↑」 or 「Control」+ 「↓」:一番上(下)の項目にカーソルを移動
2.googleやyahoo検索とおなじ感覚で使える。
「NOT」検索や「OR」検索、完全一致検索(「” “」で括る)ができますので、複数の語句で絞り込んでいくことができます(「NOT」、「OR」は大文字で入力する必要があります)。たとえば、「NOT」検索なら、最初のキーワード「青春」から「サニーデイ」に関連するファイルを省いた結果が表示されました。
3.該当の項目の場所を知る。
該当した検索結果がどのフォルダの中にあるのかを調べることができます。
該当の項目を選択し、「Command」キーを長押しします。サムネイルの下にファイル名とパスが交互に表示されます。
4.検索結果をみやすく、並び替え。
ユーザーによって、必要とする書類は異なります。メールの結果を優先的に調べたい人、画像を優先的に調べたい人。設定で検索結果の優先度を変更することができます。
Appleメニュー>「Spotlight」>「検索結果」タブをクリック。優先したい項目の順番をドラッグアンドドロップで変更します。
5.アプリを起動させる。
Dockに登録していない、たまにしか使わないアプリを立ち上げる場合、「Macintosh HD」から「アプリケーション」を開いて…なんて探していませんか。アプリ名の一部を入力すればすぐにヒットしてきますので、アプリのランチャー代わりとして使えますよ。
「phone」と入力すれば、該当のアプリが2件、検索結果の上位にヒットしてきました。
6.Spotlightの対象結果からはずす。
Spotlightは、Macの中にどんなファイルがあるのか、全てお見通しです。ということは、つまり見られたくないファイルまでもSpotlightは見つけ出してしまうということ。見られたくないファイルがある時は、該当のファイル、フォルダをSpotlightの検索の対象から外すことができます。
Appleメニュー>「システム環境設定」>「Spotlight」>「プライバシー」タブで、該当をフォルダをドラッグアンドドロップするか、「+」を押して、追加をします。
7.Spotlightのインデックス再構築。
Spotlightの検索結果が正しくない場合など、Spotlightのインデックス再構築をすることで解消される場合があります。
Appleメニュー>「システム環境設定」>「Spotlight」>「プライバシー」タブをクリックし、インデックス再構築したいボリューム(Macintosh HD)をドラッグします。ダイアログがでたら、OKを選択。
ドロップしたボリュームを選択して後、「-」をクリックして、「Spotlightの検索から除外する場所」から削除します。
Spotlightが索引を作成し始めます。出来上がるまでしばらくまちましょう。(僕の場合は90分と表示されました)
一歩進んだMacユーザーになるための、Spotlightを便利に使いこなす7つのワザ。すでにご存知のものもあったかもしれませんが、これらを使いこなせば、検索の作業効率が上がるのは間違いないと思います。一目置かれる(!?)Macユーザーになるべく、Spotlightを便利に使いこなしてみてください。
(ドサ健)
http://news.goo.ne.jp/article/lifehacker/bizskills/offices/lifehacker_40355.html