こんにちはkimiです。
FacebookやTwitterなどのSNSは、ネットとリアルの中間にある便利で楽しいものですよね。しかし、だからこそ中傷など様々な問題が発生しやすい場でもあります。
今月12日、Facebookに匿名で書かれた中傷に対し、東京地裁で「発信者を開示する仮処分命令」が出されました。SNSに書く内容はくれぐれも気をつけましょう…!
中傷用に匿名アカウントをつくって書き込んでも特定されます
今年の6月上旬に、首都圏のある店舗のFacebookページに「店舗で働く人に対する誹謗中傷」といえる文章が書き込まれました。
御存知の通りFacebookは実名制であり、本来アカウントは実名であるはずなのですが、この誹謗中傷を書いたアカウントは本名とは考えられないものだったとのこと。
店舗の経営者らは、書き込んだ人を特定して慰謝料を請求するために東京地裁に対し訴えを起こします。
そして今月12日の午後に、東京地裁でFacebook社に対して「発信者情報を開示する仮処分命令」が出されました。Facebook社に対する仮処分命令は国内初とのこと。
この決定でFacebook社から書き込んだ人のIPアドレスやログイン日時などが開示されることになり、それらの情報をプロバイダに提出し接続者を特定するための手続きを行うことになります。
この件以外にもFacebookやTwitterなどのSNSで匿名のアカウントを作って中傷することはおそらく多く起きていると予想できます。
ネットの”匿名”は、最終的には匿名のままでいられなくなる可能性もあります。みなさんもSNSに書く内容にはくれぐれも気をつけて下さいね!