小さなお子さん連れのママは、熱中症対策として外出先でペットボトルを買うケースも多いでしょう。
ところが、このペットボトル、小さな子どもにとって危険な点があることをご存じでしょうか。それは、ペットボトルの“ラベル”や“キャップ”。保護者がちょっと目をはなしたスキに、はがしたラベルやキャップを口に入れ、窒息する事故などが発生しているのです。
■ペットボトルのフタが口に挟まったり、ラベルで窒息したりという事故発生!
消費者庁が配信している『子ども安全メール from 消費者庁』では、次のような体験談を紹介し、注意を呼び掛けています。
<50代の女性からは、
「2歳半の孫がペットボトルのキャップを口にくわえて、歯の内側に引っ掛かってしまいました。 キャップより大きく口を開かないと取れないので、顎が外れないか心配しました」
という体験談が寄せられています。
また、キャップだけではなく、プラスチックラベルでお子さんが遊んでいて誤飲し、窒息してしまうという事故も起きています。>
小さなお子さんで、ペットボトルで遊ぶのが好きな子は多いもの。手に持って振ったり、ラベルをいじっていたりするうちに、ラベルがはがれて口に入り、窒息してしまう危険性があるのです。
また、小さなお子さんにとって、ペットボトルのキャップは格好のおもちゃに。口に入れて遊んでいるうちに誤飲する危険性もありますので、十分注意が必要です。
■ペットボトルのキャップはしっかり締め、目を配る
悲しい事故が起こることのないように、ペットボトルをお子さんに持たせたり、遊ばせたりするときは、きちんと目を配るようにしましょう。ラベルがはがれそうになっていたら、全部はがして処分してしまうのも手です。
また、キャップが簡単に取れることのないように、しっかり締めておくことも大切。万一、ペットボトルのキャップを誤飲してしまった場合は、急いで医療機関に行くようにしましょう。
以上、ペットボトルのキャップやラベルの危険性についてお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。暑い夏を乗り切るには、水分補給も重要ですが、ペットボトルで小さなお子さんが事故にあっては大変です。ぜひ、保護者の方は十分お気をつけてくださいね。
http://news.ameba.jp/20140813-553/